Q3-1「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン2015」を紐解く
★★ Q3-1 身体所見以外の診断方法は何か?
Answer
身体所見の不明確な場合や症状から疑わしい例には超音波、CT、MRI、ヘルニオグラフィーなどから侵襲度などを考慮して行う(推奨グレードC1)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」23頁より
解説
鼠径ヘルニアの診断は身体所見のみで診断される場合が多く、診断率は70~90%とされる。
超音波診断は最も非侵襲的で存在診断に有用である。
CT、MRI検査は脂肪腫や大腿ヘルニアの診断あるいはその併存の診断が可能である。しかし内・外鼠径ヘルニアの鑑別には限定的である。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」23頁より
注記*
*とありますが、最近の単純CTでは下腹壁動静脈の同定も可能であり、脱出内容やpantaloon型、大腿ヘルニアなども描出可能であり、ALOHA外科クリニックでは術前実施している検査です。
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